「99%抗菌」というのは、本当の数字なのか。広告に書いてある数字をそのまま信じるのは難しい時代です。このページでは、デュプラスの竹タオルが99%抗菌を名乗る根拠を、試験データとともに透明に公開します。竹繊維そのものが持つ抗菌性との違い、他社の竹タオルと何が異なるのか、数字が意味することを順番に説明します。
「99%抗菌」——何に対してどう測った数字か
まず「99%抗菌」という数値の意味を整理します。これは、繊維に菌をつけて一定時間後に何%減少したかを測る繊維製品の抗菌性試験(JIS L 1902準拠)の結果です。無処理の布を対照として、処理布(竹タオル)上の菌数がどれだけ減ったかを比較します。
試験に使われた菌種は黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)とMoraxella属菌(モラクセラ菌)。どちらもタオルの衛生上問題になりやすい菌です。試験は国内の第三者試験機関(カケンテストセンター)に依頼して実施しました。
試験機関:一般財団法人 カケンテストセンター 東京事業所
試験報告書番号:MG-23-026633
試験実施年月:2023年10月
99%という数値は、繊維上の生菌数が無処理布と比較して1/100以下に減少したことを意味します。JIS L 1902では試験菌を接触させてから18時間後の生菌数を測定し、菌の減少率99%以上(抗菌活性値2.0以上)のとき抗菌性ありと判定します。
竹繊維そのものの抗菌性は?
「竹タオルだから抗菌性が高い」と思っている方も多いかもしれません。確かに竹繊維には天然の抗菌成分が含まれています。竹に含まれるクンチク素(Kun Zhu Su)という物質が、雑菌の細胞膜に作用して繁殖を抑制します。この性質は古くから竹が食品の保存や医療用途に使われてきた理由のひとつです。
ただし、竹繊維単体の抗菌性を同じ試験方法で計測すると、抗菌活性値は40〜50%程度というのが実態です。これは「ゼロ」ではありませんが、99%には程遠い数値です。
さらに重要な点があります。竹を繊維に加工する工程(化学的に溶解・再生するレーヨン製法が一般的)では、天然の抗菌成分の多くが失われてしまい、実質的にほとんど抗菌性を持たない可能性があります。
なぜデュプラスの竹タオルは99%なのか
デュプラスが99%を実現しているのは、竹繊維の天然成分だけに頼っていないからです。
素材の加工段階で、独自開発の抗菌コーティングを繊維に施しています。コーティングの成分・製法は企業秘密ですが、繊維の表面に定着する形で加工されており、繰り返し洗濯しても効果が持続するという点が最大の特徴です。
| タオルの種類 | 菌の減少率(目安) | 試験証明 |
|---|---|---|
| 一般的なコットンタオル | 抗菌加工なし(ほぼ0%) | — |
| 抗菌加工なしの竹タオル | 40〜50% | — |
| デュプラスの竹タオル | 99% | 第三者試験機関証明済み |
この表が示す通り、「竹タオル」というカテゴリの中でも抗菌性には大きな差があります。「竹タオルを買ったのに、思ったより臭いが気になる」という声があるとしたら、加工の有無が理由のひとつかもしれません。
「99%」がタオルにとって意味すること
抗菌性99%は、日常の使い方にどう影響するのでしょうか。
タオルの「部屋干し臭」「生乾き臭」の正体は、モラクセラ菌などの雑菌が繁殖して代謝する際に出すにおい物質です。菌が100万個を超えると、ヒトが嗅ぎ取れるほどの臭いが発生すると言われています。抗菌性99%とは、この増殖サイクルを繊維レベルで断ち切る、ということです。
実際に当社ユーザーから届いたコメントを紹介します。
「汗を拭いた後、洗濯するまでの間放置しておいても臭くならず、いつまでもフワフワで感動しました」
インスタフォロワーAさん(DM)
「部屋干ししても、不快な臭いが全然しないのが気に入っています。繰り返し使用しても変わらない」
楽天ご購入者さん(レビュー)
これらの体験は偶然ではありません。繊維レベルの抗菌設計が、日常の使い方で結果として現れているものです。なお、ユーザーの体験談は「竹タオルで部屋干し臭が消えた?8人の声」(第2弾)に詳しくまとめています。
洗濯を繰り返しても効果は続くのか
抗菌加工製品でよくある疑問が「洗えば落ちてしまうのでは?」というものです。
デュプラスの抗菌コーティングは繊維に定着する形で加工されており、通常の洗濯条件では効果が持続します。繰り返し洗濯後も抗菌性能が維持されることを当社で確認しています。
通常の家庭洗濯(40℃、通常コース)を繰り返した条件下でも、抗菌性能が持続することを当社で確認しています。
※柔軟剤を使用した場合、繊維表面が被膜されることで抗菌性・吸水性が低下する可能性があります。
一点だけ注意点があります。柔軟剤の使用は推奨していません。柔軟剤成分が繊維表面をコーティングするため、吸水力と抗菌性の両方に影響が出る可能性があります。通常の洗剤での洗濯をおすすめします。
まとめ:「99%」の内側にあるもの
デュプラスの竹タオルが99%抗菌を名乗る根拠を、改めて整理します。
- 竹繊維単体の抗菌性(40〜50%)だけでなく、独自の抗菌コーティングを施している
- 抗菌性99%は第三者試験機関によるJIS L 1902準拠の試験で証明済み
- 繰り返しの洗濯でも効果が持続する耐久設計
- 抗菌性99%の竹タオルはデュプラスだけ
「竹だから抗菌」ではなく「独自加工だから99%」。この違いがデュプラスの竹タオルを他社と分ける一番の根拠です。
吸水力についても同様に、竹繊維の構造(繊維径0.8μmの多孔質)による科学的な根拠があります。吸水メカニズムについては「1秒で沈む理由——竹繊維の吸水メカニズム」でも詳しく解説しています。
数字の根拠が気になる方は、お問い合わせよりご連絡ください。まずは1枚手に取って、実際の使い心地をご自身で確かめてみてください。